池上 彰さんから学ぶ １

３０歳を超えたあたり(現在３３歳ですが)から、突然思いついたかのように
｢急いでやらないと・・・｣思うことが増えてきました。

その一つが、(今さらですが)「本を読んでみよう」です。
別に、読書自体は急ぐ必要のないことですが、学生の頃や働き始めの
頃に全く本を読んでいませんでした。
つまりは今までの人生で約２０年分、その読書量を今から取り返そうと
いうことですので、これは急がないと･･･いうような気になりました。

もっとも、人によって読んだ本の数や読み始めた年齢が違うでしょうから
何冊読んだら約２０年分の読書をしたことになるかなんて分かりません。
あくまでも自分のペースを保ちつつ、今までの自分に比べると本を読んで
いるな・・・、過去の人生分を穴埋めできているな・・・と自己満足ができる
範囲で本を読んでいこうと思っております。

と言うことで、今回も読書感想ネタ。
タイトルは｢伝える力｣
著者は｢池上　彰｣さん

｢話す｣｢書く｣｢聞く｣能力が仕事を変える！
“自分の思いが相手に届かない”と感じたとき必読の書
と表紙や帯に書かれている通り、会話や文章で発信する能力を上げる
方法などについて書かれています。

国民的超ロングセラー＆ベストセラー　１６０万部突破！
とも書いてあります。
２００７年５月に出版されて、現在は第１版９４刷まで発行されています。

ビジネスパーソンに向けて書かれていますが、文章は口語体。
作中にも書かれているのですが、難しい言葉はナシ。
学生が読んでもよさそうな本です。
ビジネスの場面において、会話や文章はこうした方が良いですよ、
こういうのはやめておきましょう、ということを具体的に示しています。
第７章では、｢使わないほうがよい言葉や文字｣について書かれています。

･そして／それから
・順接の｢が｣
･ところで／さて
･いずれにしても
・絵文字の類

が示されています。
今まで、ココで記事を書いていてどれだけ上の５つを使ってきたでしょうか。
今回は特に気を付けてこれらを使わずに書いてみました。

ちなみに、この本ではブログについても書かれています。
文章力などの｢伝える力｣を上げるために励みになるかもしれないと
書かれています。
確かに、不特定多数の方々に見られているから少しでもいい文章
を書こうという気になり、それが力になっている人もいると思います。
僕の場合も、思っていはいますが文章力が一向に上がっていない。
文章力を上げるためにも、いろいろな訓練が必要。もちろん読書も必要
･･･と池上さんは仰っています。

「読書は今からでも遅くない」ともこの本には書かれています。
ブログのレベルを上げるためにも本を読まなくっちゃ。